“生活の知恵と工夫で心と体の健康を”

1)一日に何回もネットでニュースを確認していませんか

ニュースの中には、感染予防に関するものや、支援に関する情報など、役立つ大切な情報も含まれていますが、不安をあおるだけで有用な情報としての価値が少ないものも沢山あります。考えてみれば、価値のある情報というのはそう簡単に生み出されるはずはありません。頻繁にニュースをチェックしても、同じようなニュースを何度も確認しているだけになっているのかも。

心理学ではネガティブなことを何度も思い返すことを反芻(はんすう negative rumination)といって、過度の反芻は気持ちの落ち込みに繋がることが指摘されています。不安をかきたてるニュースを何度も確認することは、心の健康にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

食卓に飾った花や観葉植物を眺めたり、窓外の景色や鳥の声に耳を傾けたりするなど、身近にあるホッと心が和むもの、素敵なものを繰り返し愛でるほうが、心健やかに過ごせるのではないでしょうか。朝、鳥の声で目覚める頃になりました。毎日の小さな幸せが沢山みつかりますように。

2)自宅で体を動かす工夫

一日一回の外出を活用して散歩やジョギング、サイクリングをしている人を多く見かけるようになりました。ご自宅にいても、時間を作って体を動かす工夫をすると、心も体もぽかぽかしてきます。日本の健康体操を試してはみてはいかがでしょうか。

自宅で出来る体操、昔のラジオ体操を思い出してみませんか?第一、第二体操と首の運動が8分足らずで出来ます。もし、順番などが思い出せなければYouTubeなどで見ることができます。

自彊術という日本にラジオ体操以前からあった健康体操もあります。自彊術体操の16動は簡単に何時でもどこでも出来ますのでお試しあれ。

是非一日に一回は運動しましょう。

3) 良い睡眠をとる工夫

4)目のために 乾燥・疲れ目予防の工夫

現代社会では、テレビやパソコン、携帯電話など画面を見る時間が長くなりがちです。目の乾燥や疲れ目の予防に「20-20-20ルール」というのがあるのはご存知ですか?

画面を見続ける時には、20分間毎に、20フィート(6メートル)先のものを、20秒間眺める、というものです。6メートル先、となると窓からの景色になるかもしれません。

画面を見ている時間は座っての同じ姿勢になりがちです。ストレッチも兼ねて、遠くの景色や心が和む絵画や写真を眺めてみてはいかがでしょうか。窓を開けて新鮮な空気を深呼吸、部屋にも新鮮な空気を入れるのも一案です。疲れ目で目をこすることもあるかもしれません。こまめの手洗いと、共有する機器(リモコンなど)の清掃にも心掛けてください。

画面を見続ける時には、目の為の習慣にも心掛けて。

5)手洗いと清掃について

感染症予防、食中毒予防のための手洗いと清掃の大切さが殊更強調されています。掃除機やはたきで掃除する定期的な清掃とは別に、毎回の取扱・家事の度にするという習慣をつけるようにしましょう。

こまめの手洗いと清掃を~基本編~ には、NHS、UK政府から出されているガイドラインのまとめを、こまめの手洗いと清掃を~手作り編~では品不足などで手に入らない時でも自家製で用意できる手指消毒用アルコールジェルと除菌クリーナーを紹介します。

感染症予防、食中毒予防にこまめの手洗い、清掃を。

6) 心を丈夫に健康にする知恵ぶくろ

ストレスが多くなるとついつい煙草やお酒に手がいってしまうことはありませんか?自分だけでなく周りの家族・友人も健康で過ごすためには、お酒、煙草の弊害なども考えてのストレス解消法の工夫が大切になってきます。

7) 子供さんと一緒に、の工夫